こんにちは!30代で英語学習に奮闘中のサラリーマンブロガーです。
海外トレーニーとして初めて現地オフィスに配属された初日、私は意気揚々と各部署のデスクを回り、「日本文化の挨拶回り(Aisatsu-mawari)をしてきます!」と張り切っていました。
そこで、教科書通りに「I am doing greetings around your desks!」と自信満々に笑顔で言ったところ……オフィスの空気が完全にフリーズ。同僚たちは「え?何かの点検?それとも怒られるの?」というドン引きした表情を浮かべ、冷や汗が止まらなかったのを今でも鮮明に覚えています。「挨拶」という言葉をそのまま英単語の greeting に置き換えても、ネイティブには全く通じなかったのです。
日本独特の「お世話になります」「これからもよろしくお願いします」と顔を合わせる習慣を、英語でどう表現すればスマートに伝わるのか?今回は、私が数々の失敗を経てたどり着いた「挨拶回り」の正解ネイティブ表現を徹底解説します!
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1. 「挨拶回り」に完全一致する直訳英語はない!
日本語の「挨拶回り」という文化は、新しく配属された時や担当が変わった時に、オフィス内の各デスクや関係先を一件ずつ訪ねて顔を売るという、日本特有のコミュニケーション形態です。
英語圏には「一箇所ずつ回って挨拶して歩く」という明確な一言の単語(直訳)が存在しません。そのため、文脈に合わせて「人々のところを回る」「自己紹介をして挨拶を交わす」という表現に意訳する必要があります。
2. ネイティブが実際に使う「挨拶回り」の定番英語フレーズ3選
では、海外のビジネスシーンで「これから挨拶回りをします」「挨拶回りを終えたところです」と言いたいときは、どんな表現を使えばよいのでしょうか。おすすめの3つの表現をご紹介します。
① making the rounds(最も自然に「回って挨拶する」ニュアンスが伝わる)
「make the rounds」は、病院の医師が回診をしたり、警備員が巡回をしたりする時によく使われる表現ですが、ビジネスパーソンが社内やイベント会場の各所を「顔出しのために一通り回る」という文脈でも非常によく使われます。
会話例:
「What are you doing today?」 (今日何してるの?)
「I'm making the rounds to introduce myself to the new team members.」 (新しいチームメンバーに自己紹介するために、挨拶回りをしているところだよ。)
② stopping by to say hello(親しみやすくフレンドリーな挨拶回り)
デスクを一件ずつ訪ねて「ちょっと挨拶に寄ったよ」と伝えるときは、このフレーズがぴったりです。堅苦しくなく、リラックスした関係を築きたいときに重宝します。
③ visiting desks / dropping by each department(物理的に部署やデスクを回る表現)
具体的に「各デスクを回る」「それぞれの部署に顔を出す」と言いたいときは、この表現がシンプルで誤解を生みません。海外では日本のように全員に挨拶して回る文化が薄いため、「Why are you visiting everyone?(なんで全員のところ回ってるの?)」と聞かれることもありますが、そんな時は「It's a Japanese custom to say hello personally.(個人的に挨拶するのが日本の習慣なんだ)」と笑顔で説明すると、会話の素晴らしいきっかけになります。
また、海外のビジネスパートナーと初めて会う際や挨拶回りの際には、スマートな名刺交換の作法や、日本から持参した手土産を添えると、より一層好印象を与えることができますよ。
3. ニュアンス・フォーマル度比較マトリクス
今回紹介した挨拶回りに関するフレーズを、シチュエーションやフォーマル度別に分かりやすく比較表にまとめました。状況に合わせて使い分けてみてください。
| 英語フレーズ | カジュアル度 | 主なシチュエーション・ニュアンス |
|---|---|---|
| making the rounds | 標準・ビジネス | オフィス全体や各部署を巡回して挨拶・顔出しする時。最も自然! |
| stopping by to say hello | カジュアル | 特定の人のデスクにふらっと立ち寄って軽く挨拶する時。 |
| dropping by each department | 標準 | 各部署を物理的に一つずつ訪ねて回る行動を説明する時。 |
⚠️ 日本人がやりがちなNGパターン・注意点
NG例: 「I am doing greetings to everyone.」
greetingsを動詞のように使ったり直訳したりすると、英語としては極めて不自然になり、相手に意図が伝わりません。挨拶回りは「行動」に着目して making the rounds や stopping by を使うのが鉄則です!
💡 まとめ:挨拶回りの使い分け鉄則
日本特有の「挨拶回り」も、英語では「人々のところを回る(making the rounds)」という表現をマスターすれば、ネイティブにスッと意味が通じます。初対面の同僚やクライアントとの距離を縮める第一歩として、ぜひ今日から使ってみてくださいね!