皆さん、こんにちは!英語学習ブロガーのEIGO-Phrase.jp管理人、ケンです。
突然ですが、「手前」って英語で何て言いますか?
「え、それって簡単じゃない? "in front of" でしょ?」
…と言いたいところですよね。私もそう思っていました。でも、実はですね、私、この「手前」で大失敗をやらかしたことがあるんですよ…(遠い目)。
あれはロンドンでのこと。友達と待ち合わせしていて、「駅の手前のカフェで待ってるね!」って言いたかったんです。そこで自信満々に「I’m waiting for you at the cafe before the station!」って送っちゃったんです。結果? 友達は駅のかなり手前、全然違う場所を探しまわって、結局会えませんでした…(涙)。
そうなんです。日本語の「手前」って、実はいくつかニュアンスがあるんですよね。英語だと、一言では言い表せないことが多いんです! 今日はそんな、ちょっとおっちょこちょいな私ケンと一緒に、「手前」の英語表現を場所の特定と絡めて、徹底的にマスターしていきましょう!
「in front of」は「目の前」のイメージで使うべし!
まず、一番シンプルで使いやすいのが、やっぱり「in front of」です。これは「〜の目の前に」「〜の正面に」というイメージで使えます。
- お店の手前に自転車を停めた。
- I parked my bicycle in front of the shop.
これは分かりやすいですよね! 「手前」=「目の前」というシチュエーションなら、バッチリ使えます。
ただし! 私がやらかした「駅の手前のカフェ」のような、「ある場所に着くまでの道のりの途中」というニュアンスの「手前」には、ちょっと違和感があることが多いんです。だって、カフェが駅の「正面」にあるわけじゃないですもんね。
「before」は時間や順序、または道のりの「手前」にも使えなくはないけど…?
次に、私がやらかした「before」です。
基本的に「before」は「〜の前に」という意味でも、時間的な前後関係や順序で使うことが多いです。
- 朝食を食べる前にシャワーを浴びた。
- I took a shower before breakfast.
もちろん、位置関係で「〜より手前」という文脈で使われることもゼロではありません。例えば、ある地点に到達する「手前」を指す場合など。
- The accident happened just before the tunnel. (事故はトンネルのすぐ手前で起こった。)
でも、私が友達に送った「cafe before the station」は、ちょっと不自然だったんですね。ネイティブからすると「駅が来る前にカフェが存在する」という変なニュアンスに聞こえたのかもしれません。
道のりの「手前」には「on this side of」が便利!
では、私がロンドンで言いたかった「駅の手前のカフェ」のような、「ある地点に到達する前の、こちら側」という道のり上の「手前」はどう表現すればいいんでしょう?
ここで登場するのが「on this side of」です!
- 駅の手前のカフェで待ってるね。
- I’m waiting for you at the cafe on this side of the station.
これです! これが正解だったんです! くぅ〜、あの時の私に教えてあげたい…!
「on this side of」は、何かを基準にして「こちら側」を指すときに使えます。まさに「駅より手前」のニュアンスにぴったりですよね。
「ちょっと手前」や「〜のすぐ手前」を伝えたい場合
さらに、「手前」にも「ちょっと手前」とか「すぐ手前」とか、細かいニュアンスがありますよね。
そんな時は、こんな表現もプラスできます。
- a little way before / a little short of:もう少し手前
- just before / just short of:すぐ手前、〜に達する寸前
例えば、「目的地の一つ手前の信号を右折してください」なんて道案内をするなら…
Please turn right at the traffic light just before your destination.
という感じでしょうか。ちょっと複雑になってきました? でも、この「just before」は時間ではなく、距離や場所の近接を表しているので、自然に使えますよ。
まとめ:日本語の「手前」は奥が深い!
いや〜、「手前」って一言で言っても、こんなにいろんな英語表現があるんですね。日本語って本当に奥深い!
- 「in front of」:〜の目の前、正面に
- 「before」:基本は時間や順序だけど、距離で使うことも。ただし「道のりの途中」は注意!
- 「on this side of」:〜より手前、こちら側に(道のりの途中にぴったり!)
- 「just before / a little way before」:〜のすぐ手前、もう少し手前
私も含めて、多くの日本人が「手前」の表現で迷いがちだと思います。でも、今日ご紹介した表現を使いこなせば、もう道に迷うことも、友達とすれ違うことも少なくなるはず…!
次回からは、ぜひ状況に合わせて適切な「手前」を使い分けてみてくださいね! 私も頑張ります(汗)。
あわせて読みたい!位置関係や道案内の英語表現
場所を説明する英語は、覚えるといろいろと便利ですよね! 今回の「手前」と関連して、他の場所や道案内の表現もぜひチェックしてみてください。
- 「向かい側」は英語で「opposite」?「across from」?位置の説明
- 「突き当たり」は英語で「at the end of the street」?道案内の終点
- 「直進」は英語で「go straight」?道案内で使われる表現
- 「右折」は英語で「turn right」?タクシー運転手への指示
- 「左折」は英語で「turn left」?道を曲がる時の英語
ではでは、また次回の記事でお会いしましょう!
