「領収書」は英語で「receipt(レシート)」と言います。日本語のように「レシート」と「領収書」を区別する文化は、海外には基本的にありません。
こんにちは!30代の英語学習ブロガーです。
前回は「請求書」という、支払いをお願いする書類について書きました。今回はその逆、支払いが完了した証拠である「領収書」です。
私、昔、海外出張中の経費精算のために、レストランで会計後に「Can I have a handwritten receipt with the company name?(会社名入りの手書きの領収書ください)」とお願いしたことがあるんです。
店員さんは「Handwritten…?」とキョトン顔。結局、出てきたのはいつものレジから出てくるレシートでした。
そう、海外では、店員さんが手書きで「上様」と書いてくれるような「領収書」の文化はほとんどないんです。
今日は、そんな文化の違いも面白い、「領収書」にまつわる英語を見ていきましょう!
1.「Receipt」がすべてを兼ねる
日本では、スーパーでもらうペラペラの紙を「レシート」、宛名や但し書きがあるものを「領収書」と呼び分けますよね。
しかし英語では、これらはすべて「receipt」です。
Can I have a receipt, please?
(領収書をいただけますか?)
Please keep your receipt.
(領収書を保管しておいてください)
経費精算で必要な場合でも、基本的にはレジから出てくるレシート(receipt)が正式な証明書として認められます。
会社によっては、そのレシートに自分で「Purpose: Meeting with Mr. Smith(目的:スミスさんとの会議)」などとメモ書きする必要があります。
👉 「経費精算」は英語で「expense report」?失敗しないためのシーン別使い分け術!
2.「Invoice」と「Receipt」の決定的な違い
前回の記事でも触れましたが、この2つを混同すると大混乱します。
お金の流れで覚えましょう。
- Invoice(請求書): お金を払う前にもらうもの。
- Receipt(領収書): お金を払った後にもらうもの。
First, I will send you an invoice. After confirming your payment, I will issue a receipt.
(まず請求書をお送りします。ご入金を確認後、領収書を発行いたします)
この流れは万国共通です。フリーランスの方は、この文章をそのままテンプレートとして使えますよ。
請求書の詳しい書き方や送り方は、こちらを復習してくださいね。
👉 「請求書」は英語で「Invoice」?Billとの違いとビジネスで使える例文フレーズ集
3.「領収書に但し書き」は英語で?
日本の「但し、〇〇代として」という文化も海外にはありません。
もしどうしても記載が必要な場合は、内訳を書いてもらうようお願いしてみましょう。
Could you please itemize the receipt?
(領収書を項目別に記載していただけますか?)
Could you write “for office supplies” on the receipt?
(領収書に「事務用品代」と書いていただけますか?)
「itemize(アイテマイズ)」は「項目分けする」という便利な動詞です。
ただし、チェーン店などでは対応してもらえないことの方が多いので、期待しすぎないようにしましょう(笑)。
4. 領収書の保管と確定申告
フリーランスや個人事業主にとって、領収書(receipt)は命の次に大事な紙切れです。
これをコツコツ集めて、年に一度の「確定申告」に備えるわけですね。
「確定申告」や、税金に関する英語も、知っておくと海外のクライアントと話す時に役立ちますよ。
👉 「確定申告」は英語で「tax return」?フリーランス必見の税金英語
5. まとめ
「領収書」の英語はシンプルですが、文化の違いが面白いポイントです。
- レシートも領収書も、全部 “receipt”!
- 支払う前は “Invoice”、支払った後は “receipt”。
- 手書きの領収書文化は、ほぼない。
これさえ覚えておけば、海外での経費精算も怖くありません。
出張先では、もらったレシートを無くさないようにだけ気をつけてくださいね!
さて、お金のやり取りが済んだら、次は「モノ」のやり取りです。
次回は、商品を注文する時に使う「発注する」というフレーズを解説します!
