「ご検討ください」は英語でなんて言う?
「ご検討ください」は英語で「Please consider it」と言います。
…と言いたいところですが、実はこれ、使う相手や状況を間違えると、ちょっと上から目線に聞こえちゃうことがあるんです(汗)。
何を隠そう、私も昔やらかした経験が…。海外のクライアントに新しい企画書を送って、メールの最後に「Please consider it!」って自信満々に書いたら、なんだか返信がそっけなくて。「あれ、何かマズかったかな…?」って後からネイティブの同僚に聞いたら、「うーん、悪くはないけど、ちょっと命令っぽく聞こえるかもね」と苦笑いされてしまいました。良かれと思って言ったのに、ショック…!
日本語の「ご検討ください」って、相手を立てつつお願いできる、ものすごーく便利な言葉ですよね。でも英語だと、その絶妙なニュアンスが直訳だけじゃ伝わりにくいんです。
というわけで今回は、私の失敗談も踏まえつつ(笑)、ビジネスシーンで本当に使える「ご検討ください」の英語フレーズを5つ、ご紹介します!
なぜ「Please consider it」は注意が必要なの?
そもそも、なぜ「Please consider it」がキツく聞こえることがあるんでしょうか?
理由は単純で、「Please + 動詞の原形」は、丁寧語ではあるものの「命令形」だからです。「(どうか)~してください」という意味なので、相手によっては「検討することを要求されている」と感じてしまう可能性があるんですね。
もちろん、文脈や相手との関係性によっては全く問題ない場合も多いです。でも、特に目上の方や、まだ関係性ができていないクライアントにお願いする時は、もっと柔らかい表現を選ぶのが無難です。
日本語の便利フレーズって、英語にすると意外と地雷だったりしますよね…。ビジネスでよく使う「よろしくお願いします」なんかも、直訳できない代表選手です。
シーン別!ネイティブに伝わる「ご検討ください」フレーズ5選
ここからは、具体的なシーンを思い浮かべながら、もっと自然で丁寧なフレーズを見ていきましょう!
1. 相手に判断を委ねたい時:「Please let me know what you think.」
これは「どう思われるか、教えてください」という意味のフレーズです。相手に判断を丸ごと委ねて、意見を尊重する姿勢が伝わるので、とっても使いやすい!私も今では一番よく使っているかもしれません。
例文:
I have attached the proposal. Please let me know what you think.
(企画書を添付いたしました。ご意見をお聞かせいただけますでしょうか。)
2. 資料などを確認してほしい時:「For your consideration / review」
これは、メールの件名や、添付ファイルの説明書きなどでよく使われる、少しフォーマルな表現です。「ご検討(ご確認)いただくためのものです」といったニュアンスですね。
- For your consideration: ご検討のほど(内容を吟味してほしい場合)
- For your review: ご確認のほど(内容に目を通してほしい場合)
命令形ではないので、相手にプレッシャーを与えずに資料を送ることができます。スマートな印象になりますよ!
3. 特に丁寧に依頼したい時:「I would appreciate it if you could consider…」
出ました、最強の丁寧フレーズ!「~をご検討いただけますと幸いです」という意味で、クライアントや役員クラスの上司など、絶対に失礼があってはならない相手に使うのがおすすめです。
ちょっと長いので覚えるのが大変ですが(私も最初は呪文かと思いました…)、これをサラッと言えたら「お、この人できるな」って思われること間違いなしです!
例文:
I would appreciate it if you could consider our new offer.
(私どもの新しいご提案をご検討いただけますと幸いです。)
4. カジュアルに意見を求めたい時:「I’d love to hear your thoughts.」
同僚や親しい上司に「ちょっとこれ、どう思う?」と気軽に聞きたい時にピッタリなのがこのフレーズ。「あなたの考えを聞かせてもらえると嬉しいな!」というポジティブな気持ちが伝わります。
もっとシンプルに「What do you think?」でもOK!相手との距離感で使い分けてみてください。
例文:
Here’s a draft of the presentation. I’d love to hear your thoughts!
(プレゼンの下書きです。ぜひ意見を聞かせて!)
5. 複数の選択肢を提案する時:「This is one of the options we can offer.」
「こちらがご提案できる選択肢の一つです」と伝えることで、間接的に「検討してください」と促す、ちょっと高度なテクニックです。
「決定権はあなたにありますよ」というスタンスを示せるので、押し付けがましさが全くありません。相手に複数の選択肢から選んでもらうような場面で活躍します。
まとめ:日本語の万能フレーズは、英語では「使い分け」がカギ!
いかがでしたか?
日本語の「ご検討ください」は本当に便利ですが、英語では相手との関係性や状況に応じて、表現を柔軟に変えることがとっても大切なんだなと、私自身も失敗から学びました。
今回ご紹介したフレーズを使い分けるだけで、あなたのビジネスメールや会話はもっとスムーズで、丁寧な印象になるはずです!
こういう日本語ならではの表現って、他にもたくさんありますよね。「お世話になります」とか、「お疲れ様です」とか…。一つ一つ、英語らしい表現を覚えていくのが、遠回りのようで一番の近道なのかもしれません。私もがんばります!
