「見積もり」は英語で、概算なら「estimate」、正式な見積書なら「quotation」または「quote」と、その精度や法的拘束力によって明確に使い分けます。
こんにちは!30代の英語学習ブロガーです。
前回は「経費精算」という、社内のお金の話をしました。今回はその前段階、社外との取引で最も重要な「見積もり」です。
私、昔フリーランスとして独立したての頃、クライアントに電話で「ざっくりどれくらい?」と聞かれ、「It’s an estimate of $1,000.(1000ドルくらいの概算ですね)」と伝えました。
その後、正式な見積書(Quotation)を送ったら「話が違うじゃないか!」と怒られてしまったことがあります。
そう、英語圏のビジネスでは、口頭での「概算(Estimate)」と、書面での「正式見積(Quote)」は、全くの別物として扱われるんです。
今日は、この違いを知らないと大損するかもしれない、「見積もり」の正しい英語を見ていきましょう!
1.【概算】ざっくりした「概算見積もり」の「Estimate」
まだ詳細が決まっていない段階で、「だいたいこれくらいかな?」という概算を伝える時に使うのが「Estimate」です。
Could you give me a rough estimate?
(ざっくりした見積もりをいただけますか?)
This is just an estimate, and the final cost may vary.
(これはあくまで概算であり、最終的な費用は変動する可能性があります)
ポイントは、法的拘束力がないこと。「後で変わるかもよ」という含みを持たせた金額です。
私の失敗談のように、相手に誤解させないためには「This is a rough estimate.」としっかり伝えることが重要です。
2.【正式】金額が確定した「見積書」の「Quotation / Quote」
作業内容や数量が確定し、「この金額でやります」と約束する正式な見積書。これが「Quotation」です。日常会話では、短く「Quote」と言うことがほとんどです。
Please send me an official quotation.
(正式な見積書を送ってください)
We will send you a quote by tomorrow.
(明日までに見積書をお送りします)
「Quote」は一度提示すると、基本的にその金額で契約する義務が生じます。だからこそ、慎重に作成する必要があります。
見積書を送った後は、相手に「ご検討ください」と伝えます。
👉 「ご検討ください」は英語で「Please consider it」?シーン別・ネイティブに伝わる表現5選
3.【プロの技】「相見積もり」で交渉する
複数の業者から見積もりを取って比較することを「相見積もり」と言いますよね。
価格交渉の際に使える、非常に強力なフレーズです。
We are getting quotes from several companies.
(複数の会社から見積もりを取っています)
Could you give us a more competitive quote?
(もう少し競争力のある見積もりをいただけますか? = もう少し安くなりませんか?)
「相見積もり取ってるからね」と伝えるだけで、相手も「他社に負けないように頑張ろう」と考えてくれるかもしれません。
スマートな「交渉」のテクニックも、ビジネスでは必須スキルです。
👉 「交渉する」は英語で「negotiate」?有利に進めるためのフレーズ集
4. 見積もりが通ったら「発注」、そして「請求書」へ
無事に見積もりが承認されたら、次は「発注」のステップに進みます。
そして仕事が終われば、見積もりに基づいた「請求書」を発行します。
この一連の流れを英語でスムーズに言えるようになると、海外との取引も怖くありません。
5. まとめ
「見積もり」の英語は、その「本気度」で使い分けましょう。
- ざっくり概算なら “Estimate”(金額は変わるかも)
- 確定金額の正式見積なら “Quote / Quotation”(金額は約束)
この違いを理解しておくだけで、ビジネス上の無用なトラブルを避けられます。
「言った・言わない」で揉めないためにも、大事な金額の話は必ず書面(メール)で残すようにしましょうね!
次回は、見積もりの次に来るアクション、「請求書」について。
「Invoice」と「Bill」、この2つの違いをあなたは説明できますか…?
