「了解しました」をRogerと訳して大惨事に…

かつて外資系企業に入社して間もない頃、上司から指示を受けた私は、張り切って「Roger!」と返事をしてしまいました。映画のパイロットや無線通信のシーンでよく耳にするあの言葉です。しかし、上司は一瞬フリーズし、周囲の同僚からはクスッと笑われてしまったのです。後で知ったのですが、Rogerは軍事用語や無線で使われる「了解」であり、ビジネスの場で上司に使うと「君は無線機か?」と皮肉を言われるような、非常に場違いな表現だったのです。

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「了解しました」を使い分けるためのマトリクス

フレーズカジュアル度相手ニュアンス
Certainly.高(フォーマル)上司・顧客承知いたしました、という丁寧さ
I understand.中同僚・上司論理的に理解したというニュアンス
Got it.低(カジュアル)同僚・親しい相手「わかったよ!」という軽い応答
Sure.低(カジュアル)同僚「いいよ」「了解」の万能選手

日本人がやりがちなNGパターン

  • Roger:前述の通り、軍事用語なのでビジネスでは避ける。
  • Understand?:これだけでは「わかったか?」と相手を詰問する響きになるので注意。
  • Good job!:指示への承諾ではなく「よくやった!」という評価になるため、了解の意図としては不適切。関連して「ご苦労様です」を英語でどう言うかも併せて確認しましょう。

まとめ・使い分けの鉄則

ビジネスでの「了解」は、相手との関係性で決まります。丁寧な場では「Certainly」や「I understand」、同僚には「Got it」や「Sure」を使い分けましょう。また、日常の挨拶に近い感謝の表現については「お疲れ様です」の英語表現も参考にしてみてください。

上司:「Could you finish this report by tomorrow?」
私:「Certainly. I will have it ready by then.」