「お疲れ様です」は英語で「Thank you for your hard work」と言います。
……と、辞書には書いてありますが、実はこれ、目上の人に使うと「よく頑張ったな!」と評価しているように聞こえて、ムッとされる危険があるんです(冷や汗)。
こんにちは!30代、英語学習中のブロガーです。
前回は「お世話になります」について書きましたが、今回はそれに続く難関、「お疲れ様です」です。
会社ですれ違うたびに「お疲れ様です」、メールの最初も「お疲れ様です」、帰る時も「お疲れ様でした」。
日本人の生活は「お疲れ」で回っていますよね。
でも、かつて外資系で働いていた時、会議でドヤ顔で「Thank you for your hard work!」と言い放ち、上司から「……君、私を評価しているのかい?」と凍りついた目で見られたのはこの私です(白目)。
そんな痛い経験をしないためにも、「英語交渉」でドヤ顔したら会議が凍りついた…!僕の黒歴史から学ぶ、信頼を勝ち取るスマートな言い回し術で学んだ教訓を活かして、正しい表現を深掘りします!
1. すれ違いざまの「お疲れ様」=ただの挨拶
まず、オフィスで廊下ですれ違う時の「お疲れ様です」。
これ、英語圏では「労(ねぎら)い」の意味はゼロです。単なる挨拶です。
なので、一番自然なのはこれ。
Hi! / Hello!
(やあ! / こんにちは!)
「えっ、それだけ?」と思いましたか? それだけなんです。
仲が良い同僚なら、
- How are you doing?(調子どう?)
- How’s it going?(順調?)
と付け加えれば完璧です。ここで「You look tired(疲れてるね)」なんて言うと、「え、私そんなに顔色悪い?」と心配されるので注意しましょう(笑)。
2. 仕事終わりの「お疲れ様でした」
自分が帰る時、または相手が帰る時。
この場合は「良い夜を過ごしてね」というニュアンスになります。
See you tomorrow!
(また明日!)
Have a good night!
(良い夜を!)
「お先に失礼します」と言いたい時も、基本はこれです。
もし「定時ダッシュ」を決める時や、逆に「早退」する時に何て言うかは、こちらの記事で詳しくまとめています。
👉 「定時退社」は英語で「leave work on time」?失敗しないネイティブ表現を解説!
👉 「早退する」は英語で「leave work early」?体調不良や私用で使えるネイティブ表現5選
3. 本当に疲れてそうな相手への「お疲れ様」
大きなプロジェクトが終わった後や、残業続きの同僚に対して、心からの「お疲れ様」を言いたい時。
ここで初めて「労い」の表現が登場します。
- Good job today.(今日はいい仕事だったね)
- You must be tired.(疲れたでしょう)
プロジェクトの納品後などには、
👉 「納品する」は英語で「deliver」でOK?フリーランス必見の鉄板フレーズ5選
の記事でも紹介しているような、具体的な成果を褒める言葉を添えるとさらにGoodです。
4. 【要注意】目上の人に「Hard work」は危険?
さて、冒頭で触れた「Thank you for your hard work」問題です。
直訳すると「激務をありがとう」=「お疲れ様」なのですが、これはネイティブの感覚だと「ボスが部下に対して言うセリフ」に聞こえることが多いんです。
(「よく働いてくれたね、ご苦労!」みたいなニュアンス)
なので、上司やクライアントに対しては、
Thank you for your help.
(助かりました)
I appreciate your support.
(サポートに感謝します)
と、「感謝」を伝えるのが安全でスマートです。
以前、「英文メール術」でドヤ顔した結果…!海外クライアントを激怒させた僕の黒歴史と、信頼を取り戻す魔法のフレーズ術を学んだおかげで、今では「感謝」を伝える重要性を痛感しています……。
上司への言葉遣いは本当にデリケートですよね。
もし上司のことを「Boss」と呼んでいる人がいたら、それも実は危ないかもしれません……。
👉 「上司」は英語で「Boss」?実は失礼?シーンで使い分ける呼び方5選
5. まとめ
英語の「お疲れ様」は、シーンによって全く違う言葉に化けることがわかりました。
- すれ違いざまは “Hi!”
- 帰り際は “See you!”
- 目上の人には “Thank you!”
これさえ覚えておけば、もう廊下で気まずい沈黙を作ることもありません(笑)。
次回は、これまた日本人が大好きな「よろしくお願いします」について書きたいと思います。これも直訳不可能ワードの代表格ですからね……。
それでは、See you next time!(お疲れ様でした!)
